VRとは、バーチャルリアリティーの頭文字をとった略称で、仮想現実や人工現実感と呼ばれるものです。社会の中でも、イベントやスポーツなどのエンターテイメントから、企業の会議やプロモーション活動まで、幅広い分野で活用されています。
そんな身近なVRですが、何となく理解はしているものの、詳しく説明するのはなかなか難しいかもしれません。そこでここでは、VRがどういうものなのかを説明していきましょう。
まずVRは、簡単に言ってしまえば、現実に存在しない世界に入れるシステムです。今までは、ゲームや映画といった画面でしか見れなかった世界を自由に歩き回ったり、モンスターと戦ったりできます。
このVRを楽しむためには、PCやHMD(ヘッドマウントディスプレイ)が必要で、手軽に誰もが遊べるものではありませんでした。しかし、昨今はスマートフォンの高性能化が進んだことで、スマートフォンをHMDの代わりに使用できるようになりました。PCを必要としない環境で、多くの人がVRを体験できるのです。
また、VRには視覚的なものだけではなく、触ったものの感触がわかるものや、ニオイや味を感じられるものなど、本当にその場にいるかのような体験ができるものも存在しています。
このように、今までにない経験を与えてくれるVRは、これからも私たちの生活と密接に関わっていくことでしょう。さまざまな形で楽しませてくれたり、助けになったりしてくれるはずです。